無事に一夜明けて、朝。
どうやらここは永川市（ヨンチョンシ）というところらしい。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/永川市
9時にホテルを出発。さて、どうやって慶州に戻ろうか。実は寝る前にちょっと調べていて、鉄道があるみたいなので、タイミングが合えば鉄道旅も乙だなと思い、ヤンチャン駅まで歩くことにした。
ホテルを出て一路駅に向かう。
금호강（クムホガン）というようだ。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/琴湖江
歩行者専用道路があったのでそこを渡る。
昨日は向こう側にある車も通れる橋を渡った。
川を渡り向こう岸へ。なんか朝市みたいなのをやっていた。長芋売ってたので買いたかったが今から旅行なので断念。帰りだったら良かった。
駅前に着いて時刻を見ると釜山行きのムグンファが三十分待ちでちょうど良さそうなのがあったのでそれに乗ることに。
韓国は物価が高いが移動手段は安い。こっちの人に聞くところによると、国が補助を出してるらしい。
コンビニで腹ごしらえしてさて出発。
慶州に午後10時前に着いた。70番のバスに乗り慶州市内へ。ここまでは何事もなく。しかしここからが大変だった。ホテルは取らずにきた。そもそもそれが大間違いだった。漫画喫茶かPCバンで一晩過ごせばいいやと軽く考えてたのが運の尽き。慶州は田舎で24時間営業しているその手のものがないという大失態。しょうがないからモーテルでも泊まろうかと探したが空いているところが無い。さりとて外は-5℃なので野宿したら死にそうだ。うーん、どうしようかと彷徨い歩く。軽めのバーを見つけたのでそこに入って考えよう、あわよくば朝までやってるようならばそこで粘るのも良いかと考え、一人入る。コロナを頼んでさぁ、どうしよう。ホテルズドットコムでホテルを探したら28㎞離れた隣町にモーテルが予約できる。タクシーで行けば41,000₩ぐらいときた。ホテル予約してカカオタクシーを呼ぶ。すぐ来た。乗った。さて、これで一安心。タクシーは深夜料金で55,000₩かかったが、これで暖かいところで眠れるならお安いもんだ。タクシーを降りてさてどこだろうと見渡す。見つけた。あれ、なんか変だぞ、ああああホテルが潰れてる。泣きそうだ。またもや周りでモーテルを探して彷徨い歩く。ノレバンはいっぱいあるが今更ノレバンは、嫌だ。しょうがない、スマホで宿泊施設を検索すると集まってるところがある。川を渡ってあっち側だ。行ってみよう。行ってみたら何も無い。あーどうしようとまた見渡すと川向こうに、つまりさっきいた側の岸に何やら高いビルの上にホテルと書いてあるじゃないか。こりゃ僥倖とまたもや川を越えて引き返す。なんとかホテルに着いて部屋は空いてるかと聞いたらなんと空いていた。50,000₩を払って今ベットに横になりつつこれを記す。
